炭坑王が贅を尽くした美の邸宅
明治から昭和にかけて筑豊地区は石炭エネルギー供給日本一の場所でした。
「筑豊御三家」と呼ばれた麻生、貝島、安川に続いたのが、炭坑王と呼ばれた伊藤伝右衛門です。
この伊藤伝右衛門が柳原白蓮を花嫁として迎えるにあたり、日本建築の粋を集めて改築したのが、「旧伊藤伝右衛門邸」です。敷地面積は2300坪、建物の床面積も309坪もあり、部屋数も25という広大な家屋は、アールヌーヴォー調のマントルピース、イギリス式のひし形のステンドグラスのある応接間、一畳たたみを敷き詰めた長い廊下など様々な芸術的技法を取り入れた歴史的建造物です。
令和2年には国の重要文化財に指定されました。
住所 飯塚市幸袋300番地
休館日 水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
開館時間 9:30~17:00(入館16:30まで)
大人 | 小・中学生 | |
入館料 | 310円 | 100円 |
TEL 0948-22-3511(一社)飯塚観光協会
贅を尽くした建築美と、炭鉱王伊藤伝衛門と歌人白蓮の恋物語を随所に感じる旧伊藤伝衛門邸を是非訪れてみてください。
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