悠久の時を超えて息づく山岳信仰
羽黒山周辺を満喫する日帰り旅。
随神門から山頂の出羽三山神社・三神合祭殿までは杉並木の表参道を約2km・60~90分の道のりです。
徒歩での参拝が難しい場合は、自動車で羽黒山自動車道(有料道路)を通り、山頂付近まで行けます。
<行程>
山形市
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↓車で約1時間30分
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いでは文化記念館
出羽三山の歴史、羽黒修験道の特徴や文化を分かりやすく紹介しています。
羽黒山登山に参加される方のためにスニーカー・長靴の無料貸し出しをされているので、雨天時などは無理をせず履き替えをお願いします。1本100円で金剛杖のレンタルもできます。ぜひご利用ください。
<基本情報>
いでは文化記念館
住所 997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向字院主南72
電話番号 0235-62-4727
開館時間 [4月〜11月]9:00~16:30/[12月〜3月]9:30~16:00
休館日 毎週火曜日・年末年始(7月8月およびGW期間は無休)
| 展示室入館料 | 一般 | 高校・大学生 | 小・中学生 |
| 400円 | 300円 | 200円 |
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随神門
「随神門」は出羽三山神社の神域の表玄関である、印象的な赤い山門です。
門の左右には悪霊の侵入を防ぐ御門の神様が祀られています。明治の神仏分離以前は「仁王門」と呼ばれており、1695年に由利郡矢島の領主・生駒讃岐守が、家運繁栄と極楽往生を祈って寄進したものと伝わっています。
随神門の授与所では「石段詣」の受付をおこなっています。江戸時代から出羽三山への参拝は過去・現在・未来を巡る「生まれ変わりの旅」とされてきました。「石段詣」は羽黒山の参道である2446段の石段を「お注連」をかけて歩く、どなたにでも「生まれ変わりの旅」を体験いただくことのできる参拝プランです。色とりどりの「縁紐」で更なるご利益が。願いを込めてお注連に結びましょう。
石段詣について詳しくはこちら→https://www.tsuruokakanko.com/lp/ishidanmoude/
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羽黒山五重塔・羽黒山の爺杉

羽黒山五重塔は一の坂の杉並木の中にある東北地方最古の五重塔は、国宝に指定されています。平安期平将門の建立と伝えられ、現在の塔は約600年前に再建されたものと言われています。四季を通してそびえたつ姿は優美で、雪の降り積もる塔を見に来る人もいるほどです。
茅葺屋根の葺き替え工事は2024年9月に完了しました。足場が撤去され、五重塔の全体が見られるようになりました。
より神々しくなった五重塔を見にお越しください!
近くには樹齢1000年、国の天然記念物に指定されている巨杉「爺杉」があります。かつては「婆杉」と並んで羽黒山の名物でしたが、明治期の台風で婆杉は失われてしまいました。
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羽黒山杉並木

随神門から山頂までの約2kmの表参道には、両側に樹齢350~500年の杉並木が500本以上続きます。
国の特別天然記念物でもある杉並木は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで星3つ(わざわざ旅行する価値がある)に認定されました。神秘的な杉並木、羽黒山の自然を感じながら、2446段の石段を一歩一歩登りましょう。
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二の坂茶屋
あまりの急勾配に、武蔵坊弁慶も奉納する油をこぼしてしまったと伝わる二の坂(別名・油溢し)を登りきれば、「二の坂茶屋」が現れます。昔ながらの杵つきのお餅は、あんこ餅・きなこ餅・納豆餅の3種類。お抹茶と一緒に頂きながら庄内平野の絶景を眺めると、不思議と力が湧いてきます。
<基本情報>
二の坂茶屋
https://hagurokanko.jp/facility/ninosakachaya/
住所 997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒
電話番号 0235-62-4287
営業時間 9:00~15:00
定休日 不定休※冬期(11月上旬~4月下旬)休業
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羽黒山斎館

最後の三の坂を上りきった山頂間近に、「斎館」があります。もとは羽黒山の三先達寺院の一つ華厳院(かげんいん)であり、明治の神仏分離の際、神社の「斎館」として残りました。往時の山伏たちが住した遺構として今に残る唯一の建物です。
旬の山菜やきのこを素材に、羽黒独自のしきたりを守り続けた精進料理を味わえます。その味は美食で知られるハンガリーやフランスで絶賛されたほどです。(完全予約制)
<基本情報>
羽黒山斎館
http://www.dewasanzan.jp/publics/index/64/
住所 997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山33
電話番号 0235-62-2357
営業時間 11:00~14:00
休館日 不定休
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出羽三山神社

羽黒山山頂の中心に建ち、羽黒山・月山・湯殿山の三神を合わせて祀る三神合祭殿です。周囲には自然の地形に応じて建物が配される山岳寺特有の景観が広がります。
現在の社殿は江戸時代に再建されたものですが、山伏が滞在する長床など中世にさかのぼる構造を残した貴重な茅葺木造建築物です。2000(平成12)年、国の重要文化財に指定されました。
開山以来、羽黒派古修験道は継承され、出羽三山に寄せる信仰は今も変わっていません。
石段詣に参加された方は、職員へのお声掛けを忘れずに!
<基本情報>
出羽三山神社
住所 997-0292 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
電話番号 0235-62-2355
参拝時間 8:00~17:00
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↓いでは文化記念館から車で約5分
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玉川寺
出羽黒山のふもとにある玉川寺は、鎌倉時代に曹洞宗開祖の高弟だった了然法明禅師によって開山されたと伝えられています。
境内にある玉川寺庭園は1987年に国の名勝に指定された名園で、別名「花の寺」と呼ばれています。春の桜、初夏のツツジに九輪草、秋の萩やシュウメイギクなど四季折々の草花が咲き誇ることで有名です。庭園を眺めながらいただくお抹茶と和菓子のセットも人気です。
<基本情報>
玉川寺
住所 997-0121 山形県鶴岡市羽黒町玉川35
電話番号 0235-62-2746
拝観時間 9:00~16:00
| 拝観料 | 大人 | 高校生 | 小中学生 |
| 500円 | 400円 | 200円 |
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↓車で約10分
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松ヶ岡開墾場

戊辰戦争後、庄内藩士たちは日本の近代化に貢献するために広大な山林を開拓し、養蚕を手掛けていくことを決意しました。約3000人もの旧庄内藩士たちは刀を鍬に持ち替え「松ヶ岡開墾場」を建設。国内最北限の絹生産地となり、「サムライゆかりのシルク」として日本遺産にも認定されました。「絹の街鶴岡」は、今も高級絹織物の産地として高い評価を受けています。
5棟残っている蚕室のうち、1番蚕室が「松ヶ岡開墾記念館」となっています。1階は松ヶ岡開墾資料や蚕糸関係資料の展示、2階には田中正佐・正臣コレクションの全国の郷土玩具が展示されています。そのほかにも2022年4月に4番蚕室を「シルクミライ館」としてリニューアルオープン。絹産業の歴史と文化を楽しみながら学べる体験施設となっています。
<基本情報>
松ヶ岡開墾記念館
https://www.chido.jp/matsugaoka/contents/1_kinenkan.html
住所 997-0158 山形県鶴岡市羽黒町松ヶ岡29
電話番号 0235-62-3985
開館時間 9:00~16:00
休館日 毎週水曜日、年末年始
| 入館料 | 一般 | 中学生以下 |
| 300円 | 無料 |
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↓車で約1時間30分
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山形市
フジドリームエアラインズを使って、古から続く山岳信仰に触れる山形・庄内旅行はいかがでしょう。
フジドリームエアラインズ(FDA)では、名古屋小牧空港発山形・新千歳空港発山形の2路線が就航しています。
※記載されている情報は2025年7月現在のものとなります。最新の情報はホームページなどでご確認ください。
