
明治時代に築港された世界文化遺産
三角西港は、1887年(明治20年)にオランダ人水理工師であるローエンホルスト・ムルドルの設計により築港されたといわれています。
築港に関わった人々は、石工13万8376人、大工8421人、人夫は5万591人、潜水夫300人とも伝えられおり、明治17年に着工し、完成まで約3年の月日がかかりました。
宮城県の野蒜港(のびるこう)福井県の三国港(みくにこう)と並ぶ明治の三大築港のひとつといわれています。
熊本はかねてより良港に恵まれず、明治に入ると熊本県内における貿易港の必要性が議論されるようになりました。明治13年より候補地の調査が始まり、水深が深く潮流が穏やかなこの地であれば大型船の入港が可能なこと。熊本県の国内外の貿易港として最適であったことから、この地が選ばれたとされています。
築港当時の港湾施設が完全な形で残っている唯一の港として知られており、2015年には明治日本の産業遺産として世界文化遺産に登録されています。
石畳の遊歩道や、復元されたレトロな洋館・浦島屋、国の登録有形文化財である龍驤館(りゅうじょうかん)を見ることができ、対岸には天草を見ることもできます。
https://www.city.uki.kumamoto.jp/nishiko/
住所 〒869-3207 熊本県宇城市三角町西港
電話番号 0964-53-0010(JR三角駅観光案内所)
浦島屋 | 龍驤館 | |
入館料 | 無料 | 大人:200円/小・中学生:100円 |
見学可能時間 | 9:00〜17:00 | 9:00〜17:00 |
フジドリームエアラインズ(FDA)を利用して世界遺産・三角西港へ行ってみてはいかがでしょうか。
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※記載されている情報は2024年12月現在のものとなります。最新の情報はホームページなどでご確認ください。